まず血圧とは? から説明すると、血圧とは血管内の血液が有する圧力のことです。
血圧の最高値とは心臓が血液を送り出すために心臓の筋肉を最も収縮させた時の圧力のことで、血圧の最低値とは心臓の筋肉が最も広がった時の圧力のことで最小血圧とも言います。

血圧が高い場合は高血圧となり動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの高血圧による疾病を防ぐには血圧は低めが良いとされてきました。

高血圧の新指針

以前は最高値が140以上あれば高血圧とされてきましたが、近年では最高値と最低値の差がある場合も疾病のリスクがあることがわかってきており、日本高血圧学会は2014年から高血圧治療ガイドラインを新しくして対応しています。

新指針の正常血圧では成人における血圧の分類は6段階あり、最高値が120以下で最低値が80以下の血圧が至適血圧、最高値が120から129で最低値が80から84が正常血圧、最高値が130から139で最低値が85から89が正常高値血圧です。

これ以上は高血圧となり軽症のI度から中等症のII度、重症のIII度までの段階に分けた3段階があり、30歳以上の過半数が高血圧と言われています。
これらの6段階とは全く別のタイプで、動脈硬化の進んだ高齢者には収縮期血圧だけが特に高くなる孤立性高血圧という症状が起こりやすいので、注意が必要です。

最高値が140以上あり最低値が90以下の場合は孤立性高血圧の可能性が高く、投薬などの治療を受けなければなりません。